敷地は違っても、3棟目の倉庫には共通する工事がある。
積算担当者が3人いる建設会社に、倉庫の見積依頼が届きます。鉄骨、土間コンクリート、金属屋根、外周壁、機械・電気設備。今年3棟目です。
この会社は、すでに見積もり方を知っています。床、柱、屋根、作業班の単価内訳は、積算責任者が長年更新してきたExcelにあります。ただ、そのファイルは一つだけ。内容を一番よく知る担当者を、皆が待っています。
すでにあるExcelから始める
積算責任者が、単価内訳のファイルをそのままアップロードします。Darwinが内訳を読み取り、明細ごとに再計算。元の合計と一致する箇所、しない箇所を示します。チームが資材や作業班をカタログに対応付け、必要な修正を行い、確認できた内訳を取り込みます。
内訳はモジュールになります。最初は未検証です。ほかの担当者が使う前に、積算責任者が一つずつ検証します。
モジュールから見積を作る
新しい倉庫には、床、構造、屋根、壁のモジュールを選びます。図面から数量を入れ、仕入先の見積書に基づく現在の価格表を適用。時間を使うのは、その敷地特有の地盤、搬入条件、工程の検討です。
入札から受注までの間に、鋼材が値上がりする
入札の2週間後、鋼材の仕入先から新しい見積書が届きます。表計算なら、鋼材に関係するセルをすべて探し、数式を壊さないように直すことになります。
Darwinでは、新しい価格表を適用し、再計算した見積を元の見積と比較します。モジュールは変えず、元の見積もそのまま残ります。相場の変化が入札額にいくら影響したのか、経営者が確認できます。
責任者が承認し、基準予算が決まる
経営者が見積、価格表、前提条件を確認し、承認します。Darwinは、誰が、いつ、どの価格で承認したかを記録。その見積が、着工後の原価管理の基準になります。
現場の経験が、次の見積に活きる
施工中は、請求書と発注済み原価を、原価グループやモジュールごとに基準予算と比較します。屋根の施工班が、モジュールで想定した1日当たりの施工面積に継続して届かないなら、その差を改善提案にできます。積算責任者が確認し、4棟目の見積を変えるべきか判断します。
一つひとつの工事の経験が、次の工事に活きる。だから、Darwin。